相続開始から納税まで

ここでは相続の開始から相続税の申告・納付をするまでの大まかな流れを確認していきましょう。

まず相続では遺言書があるかないかによって手続きの流れが変わってきます。
遺言書がある場合には遺言書の内容に沿って手続きを進めていきます。遺言書がない場合には相続人全員での遺産分割協議が必要となってきます。相続税の申告は相続が発生した場合において必ずしも必要となる手続きではありませんが、取得する遺産総額が相続税の基礎控除額を超えている場合に相続税の申告をする必要があります。したがって遺産総額が基礎控除額を超えていなければ相続税の申告をする必要はありません。

また、相続税の必要がある場合には、財産の評価や遺産分割の内容によって相続税の金額が大きく変わってきますので、一つ一つ正しい手続きを進めていきましょう。また、相続税申告が必要なのか分からない場合には早めに専門家に相談をしましょう。ご心配な場合には札幌・旭川相続税申告相談室までご相談ください。

参考)相続開始から納税までの流れ

被相続人の死亡から相続が開始され、10か月以内に相続税申告を行う必要があります。ここでは相続開始から相続税申告までの流れを図にしておりますので、下記を参考に流れをイメージしておきましょう。

相続開始から相続税申告の流れ

相続の開始（被相続人の死亡）から相続税の申告までのお手続きは期限やルールに従って手続きを進めていく必要があります。期限がある手続きを行わないままでいても、知らなかったでは済まされません。そればかりか、余計な税金がかかってしまったり、本来適用することのできた特例や控除が受けられず、最終的に損をしてしまう結果となってしまう場合もあります。
不慣れな手続きに戸惑われてしまう方も多いかと思いますが、相続手続きは多岐に渡り、思わぬ落とし穴もあります。一つ一つしっかり確認しながら進めていきましょう。後々取り返しのつかない事態にならない為にも場合によっては事前にどのような手続きが必要なのか知っておくことも必要でしょう。

しかしながら、相続とは人生の中でも何度も経験するものではなく、手続きについて慣れている方は少ないでしょう。正しく相続手続きを進めるには、相続に精通した専門家にご相談されることをお勧めいたします。札幌、旭川で相続や相続税のご相談でしたら、お気軽に札幌・旭川相続税申告相談室へお問い合わせください。地域密着の専門家が丁寧に対応させて頂きます。